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TOP » 第17回釜山国際映画祭/17th BUSAN International Film Festival

釜山国際映画祭（BIFF）は1996年に、韓国発の国際映画祭として始まって以来、アジア最大規模の映画祭として世界の映画人や映画ファンから注目を集めています。

今年は10月4日～13日の日程で開催され、韓国の作品はもちろんアジアの新人監督作品、各国の長編・短編映画のワールドプレミア上映が行われます。
開催場所は昨年に引き続きセンタムシティにある「映画の殿堂」と海雲台エリアが中心。南浦洞での上映も復活しました。

上映作品：
・招待作75カ国304編

・ワールド+インターナショナルプレミア132編



         （公式ポスター）



＜今年の注目映画はこれ！＞

피에타 /ピエタ/ Pieta

2012 韓国 104分

第69回ヴェネツィア国際映画祭で韓国映画初の金獅子賞を受賞した話題作。
監督は『悲夢』（オダギリジョー）、『サマリア』、『悪い男』のキム・ギドク 。

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건축학개론 /建築学概論/ Architecture 101

2012 韓国 118分 

90年代の大学時代と現在の恋を交互に描き、400万人を超える興行成績を収めたヒット作。主演はオム・テウン（『善徳女王』）、ハン・ガイン（『太陽を抱く月』）等。

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은교 /ウンギョ/ EunGyo

2012 韓国 129分 

老詩人と弟子との間に現れた女子高生ウンギョをめぐる心の葛藤を描く。
パク・ヘイル（『神弓』、『グエムル』）が 70歳代の老詩人に扮し話題に。

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후궁 : 제왕의 첩 /後宮：帝王の妾/ The Concubine

2012 韓国122分

欲望渦巻く後宮を舞台に、３人の男女の運命を描く官能時代劇。

チョ・ヨジョンが大胆な濡れ場を見せる。

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화차 /火車/ Helpless

2012 韓国117分

宮部みゆきの同名小説を韓国で映画化。消えた婚約者を探す男をイ・ソンギュン（ドラマ『コーヒープリンス１号店』、『パスタ』）が演じる。

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다른 나라에서 /よその国にて/ In Another Country

2012 韓国89分

ある海辺の町を舞台に３人の「アンヌ」が過ごす不思議な日々を描く。

ムン・ソリ（『オアシス』、ドラマ『太王四神記』）も出演。

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마이 라띠마 /マイ ラティマ/ Mai Ratima World Premiere

2012 韓国123分

 

『オールドボーイ』、ドラマ『スターの恋人』のユ・ジテが、監督としてメガホンをとった長編デビュー作。

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마이웨이 /マイウェイ/ My Way

2011 韓国/ラトビア 137分

監督は『シュリ』『ブラザーフッド』のカン・ジェギュ。主演チャン・ドンゴンとオダギリ・ジョーで描く国籍を超えた人間愛のドラマ。

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범죄와의 전쟁 : 나쁜놈들 전성시대 /犯罪との戦争：悪い奴ら全盛時代/ Nameless Gangster: Rules of the Time

2012 韓国133分

80～90年代の釜山を舞台に、平凡な男が暴力団に飛び込み人生を翻弄される姿を描く。『オールドボーイ』のチェ・ミンシクと人気絶頂のハ・ジョンウ（『チェイサー』『哀しき獣』）主演。

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용의자X /容疑者X/ Perfect Number World Premiere

2012 韓国110分

日本のヒット作『容疑者Xの献身』を韓国でリメイク。
愛する女性のために完璧なアリバイをつくる天才数学者役に演技派リュ・スンボム。

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돈의 맛 /金の味/ The Taste of Money

2012 韓国 15分 

韓国を財力で支配する財閥家を舞台に、「金（カネ）の味」に毒された上流階級の権力・欲情・執着を描く。

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미운 오리 새끼 /醜いアヒルの子/ The Ugly Duckling

2012 韓国97分

『友へ チング』のクァク・グォンテク監督が、六防（毎日六時になると帰宅し、６ヶ月間のみ勤務する兵役）に入隊した新兵のつらい毎日を赤裸々に描く。

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창수 /チャンス/ Tumbleweed World Premiere

2012 韓国111分

生と欲望、挫折、夢を描く感動のヒューマンドラマ。
コミカルな役が多い人気俳優イム・チャンジョンが新境地に挑んだ。

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두 번의 결혼식과 한 번의 장례식 /二度の結婚式と一度の葬式/ Two Weddings and a Funeral

2012 韓国106分

ゲイとレズビアンの偽装結婚の行方を描くロマンティックコメディ。

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＜憧れのスターに会うチャンス！＞

短期間に大勢のスターを目にすることができるのが映画祭の楽しみの一つ。韓流スター俳優だけでなく日本やアジアの映画人に会うには次の場所がオススメです。

・開/閉幕式のレッドカーペット： 有料のチケットが必要です。近くでスターを見たいなら場所取りが必要かも。

・スターロードレッドカーペット： 例年、パラダイスホテルからBIFFビレッジまで約100ｍの長いレッドカーペットが敷かれ、韓国の俳優だけでなく海外からのゲストが歩く姿が見られます。チケットは必要有りません。

・舞台挨拶： 映画上映前に出演者や監督の挨拶などが有りる場合が有ります。確実に会えるのでスケジュールをチェックして早めの予約がオススメです。

・無料イベント： 期間中は海雲台ビーチの会場で、野外舞台挨拶やトークショーなどが無料で見られます。

・出待ち： 俳優たちは海雲台にあるホテルに宿泊するケースが多いので、お目当てのスターがいれば粘ってみるのも有り？




（写真は以前の回のもの）

詳しいスケジュールは公式ホームページhttp://www.biff.kr/structure/eng/default.asp（英語）でご確認ください。

●開催期間： 2012年10月4日（木）～13日（土）、10日間

●上演館数： 37館 
－センタムシティ：映画の殿堂、ロッテシネマ・センタムシティ、ＣＧＶ・センタムシティ、ソヒャンミュージカルセンター、釜山視聴者メディアセンター

－海雲台：メガボックス海雲台

－南浦洞：メガボックス釜山劇場

●上映作品数： 約75カ国、304編

 

主催： （社）釜山国際映画祭組織委員会

後援： 文化体育館後部、釜山広域市

記事掲載日2012.9.20