9月12日、東大門MEGABOXにて、映画「会社員」の制作報告会が行われました。
この日の制作報告会には、イム・サンユン監督を始め、主演のソ・ジソプ(ドラマ『ごめん、愛してる』、『ファントム』※原題:「幽霊」)、イ・ミヨン(『中毒』、ドラマ『明成王后』 )、クァク・ドウォン(『犯罪との戦争』、ドラマ『ファントム』※原題:「幽霊」)、キム・ドンジュン(アイドルグループZE:A)らが出席しました。 報告会の現場は映画のシリアスな雰囲気とは一転、とても和やかで和気あいあいとした雰囲気でした。
数年ぶりの映画出演となったイ・ミヨンに、報道陣から多くの注目が集まりました。
演技に初挑戦したアイドルグループZE:Aのキム・ドンジュンは、歌手としての一瞬のパフォーマンスと、俳優として演じることは表現方法が全く違うのでとても勉強になったと、今後の俳優としての意欲を表しました。
表ではごく平凡な会社員だが、ひとたび会社に入れば、殺人請負会社の営業二部課長の主人公チ・ヒョンド。その主人公の殺し屋を演じたソ・ジソプは、脚本を読み、その設定の面白さに出演を即決したそうです。本作でチャレンジすることとなった、ロシア特殊部隊の武術であるシステマを取り入れたアクションでの苦労についても語りました。
5年ぶりの映画出演となった女優イ・ミヨンには、報道陣から多くの注目が集まりました。 ベテラン女優として他の俳優からの信頼も厚く、持ち前の愛嬌で現場も和ませていたようです。今までの役の印象とは違う、「かつて歌手を目指していた母親」を演じることなった、女優イ・ミヨンの5年ぶりの演技にも注目です。
演技に初挑戦したアイドルグループZE:Aのキム・ドンジュンは、「初めての演技なうえ、アクションがあり大変でしたが、先輩方がたくさん助けてくれました。」と、今後の俳優としての意欲を表しました。歌手としての一瞬のパフォーマンスと、俳優として演じることの表現方法の違いについても語ってくれました。
脚本も手掛けたイ・サンユン監督は、『金属製造会社に扮した殺人請負会社』という特殊な設定の感性アクションドラマで監督デビュー。 その演技力とスター性で知られる俳優ソ・ジソプが一目惚れした「会社員」のシナリオは、イ・サンユン監督の演出チームでの長年の経験と感覚を披露する場となりそうです。
<作品紹介>
金属製造企業を装った、殺人請負会社の営業2部課長であるチ・ヒョンド(ソ・ジソプ)。ごく平凡なサラリーマンと同じだが、業務内容は殺人。会社に言われるがまま前だけ向いて走ってきた10年、そんなある日若き頃の自分に似たアルバイトスタッフ・フン(キム・ドンジュン)に出会い、彼の家族との出会いから、初めて日常の幸せを感じるヒョンド。
平凡な人生を夢見た瞬間、すべての標的となってしまった男の死闘を描くアクションムービー。
公開:2012年10月18日
監督:イム・サンユン(「容疑者」※2013年公開予定)
出演:ソ・ジソプ(チ・ヒョンド)、イ・ミヨン(ユン・ミヨン役)、クァク・ドウォン(クォン・ジョンテ役)、キム・ドンジュン(ラ・フン役)
<フォトギャラリー>
記事掲載日:2012.9.24