10月10日、東大門MEGABOXにて連続殺人鬼がスターとなる異色作品の公開を前に制作報告会が行われました。
『私が殺人犯だ』(原題: 내가 살인범이다)で、今作がスクリーンデビューとなるパク・シフが、連続殺人犯役に挑戦します。これまでさまざまなドラマを通して視聴者たちを魅了してきたパク・シフ。特にロマンチックなキャラクターで女性視聴者たちの関心を集めてきた彼ですが、今回そのイメージとは正反対のキャラクターを演じ、注目を集めています。日本ではイ・ジュンギと共演した「イルジメ~一枝梅~」が、幅広い層から支持を得るきっかけとなりました。最近の作品として、復讐と一途な愛との葛藤を描いた「王女(姫)の男」では、タフな演技を見せてくれました。
"刺激的で新鮮な素材探しに躍起になるマスコミが殺人犯が本を出したという点、
その殺人犯が美しい容貌を持っているという点をそのまま放っておくわけがない・・・ "
マスコミを徹底的に利用する知能的な殺人犯と、彼の処罰を望む事件担当刑事ヒョング(チョン・ジェヨン)と犠牲者遺族ジス(キム・ヨンエ)の歩みを話の軸に展開される、予想のできないストーリーに期待がかかります。さらに、チョン・ビョンギル監督ならではのリアリティを追求したアクションシーンの数々にも注目!監督は、アクションジャンルで優れた演出力を認められ、忠武路(チュンムロ:韓国の映画界の代名詞)のアクションルーキーとして今後に期待がかかっています。今までにないワンシーン・ワンテイクで作り出されたアクションの真髄をお楽しみください。
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「出演への意欲はあったが、撮影は容易ではなかった。」とインタビューに答えるパク・シフ。18時間に及んだ冷たいプールでのシーンについて「撮影中に凍傷になりそうだった」と話し、「プールに飛び込んだらめまいがした。その冷たいプールの中で数時間も耐えなければならないと思うと、今からでも映画を降りたいと思ったくらいだ。忘れられない記憶になった」と苦労話を打ち明けました。
また、見せ場でもあるワイヤーアクションに関して「監督がアクションスクール出身だったがために、本当に辛いのに分かってくれなかったので、ちょっとさびしかった・・・」と話し劇中の殺人鬼 イ・ドゥソクとはまったく正反対のナイーブな一面を覗かせました。
<作品紹介>
整った外見とスマートな語り口調で、一気に人気ベストセラー作家となったイ・ドゥソク(パク・シフ)しかし、彼の真の姿は、17年前 世の中を恐怖に陥れた連続殺人事件の殺人犯・・・
世間を欺き機会を伺いながら、時効が過ぎるのを待つイ・ドゥソク。時効を迎えた彼は、自らが犯人だと明かして殺人懺悔自叙伝『私が殺人犯だ』を出版する。彼の出現は、見世物だけの”ショー”に熱狂するマスコミを利用し、世間を驚愕の渦へと巻き込む。未解決失踪事件を暴き彼をどうにかして捕まえようとする刑事チェ・ヒョング(チョン・ジェヨン/代表作:トンマッコルへようこそ)との対決を描いたダイナミックアクションスリラー。
公開:2012年11月8日 ★前売り券購入はコチラから → 私が殺人犯だ/내가 살인범이다
監督:チョン・ビョンギル
出演:チョン・ジェヨン(チェ・ヒョング役)、パク・シフ(イ・ドゥソク役)
実は、この日 日本から駆けつけたファンのために制作報告会終了後にフォトタイムが準備されていました!
ファンが押しかけ一時騒然となりましたが、来てくれたファンの為にと最後まで笑顔で対応をする姿がとても印象的でした。
記事掲載日:2012.10.12